彼女の中の汚れた心

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14……… 実は… 俺はある人と 数日前に偶然会った… その時に聞いた話が 気になって 胸騒ぎというか… ユウカを迎えに行くまでに そのことを調べようと思った 調べていたら 意外なところへ たどり着いた えっ? ユウカって? まさか? 俺は嘘であってほしいと 思った 俺の中で 色々なことが 繋がっていく… だから… ユウカは初めて会った時に 俺を見て… 気が付くと ユウカからLINEが入っていた 『今日、空いてたから もうあがるね? 駅ビルで時間潰して 待ってるから。』 俺は電話をしなければと 思った ユウカが心配するといけないから でも…ユウカの前で 俺は普通でいられるか不安だ バイクで 駅へ向かい どうしようと考えながらも ユウカに電話した ♪~♪~ 「ユウカ?ごめん… 着いたよ。」 『うん…お店出るね 駅前で大丈夫?』 「うん。待ってる。」 俺はユウカと 真っ直ぐ向き合えるのか ユウカのことを… 色々考えていたら ユウカが俺のもとに やってきた 「お疲れ、ユウカ。」 「うん…ありがとう。」 ヘルメットを渡すと ユウカはヘルメットをかぶり 後ろの座席に座った それを確認して 俺はゆっくりと バイクを発進させた 夕飯は外食をした その時も俺は普通に話すように 心がけた もしかしたら ユウカは… いつもと違う俺に 気が付いていたかもしれない 俺の住んでいるアパートに着き 部屋に入ると 嫌なことを 誤魔化すように 俺は… ユウカに キスをした… ………
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