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この美女が……男でもある事を。
「ほぉらぁ、気持ち良くしてあげるからぁ」
ググググッ………
「死んで♪」
ドゴォォォォォッ!!!
美女は股関を掴み、人一人ずつを片手で空高く持ち上げながら…
まるで石でも投げるかの様に一人ずつ石の壁に放り叩きつけた。
職人達は崩れ落ちる瓦礫の下で泡を吹いて折り重なり気絶した。
「あら、よく飛んだ。聞こえないだろうけど覚えておいてね」
「あたしの名はジェーン、『ジェーン・ドゥ』」
「イケメンになって出直してきてね、童貞くんたち♪」
そう、職人も…十二の賢人すらも知らない。
男にも女にもなれる『身元不明』が…動き出す世界と共にこれから暴れようとしている事を。
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