｢コードスペリオル｣

あらすじ(結末を含む)

彼は宿敵であるシザーと再び対峙し、シザーは生まれ変わったライナスの力に圧倒される。そしてライナスはシザーの硬い皮膚を貫くほどの凄まじい一撃を放つことで彼を倒し、リベンジを果たす。
ライナスに勢いづけられたメイガンとハウンドは、巧みな連携攻撃を叩き込んでソウを追い詰め、さらに無謀な特攻を思いついたシロウがパトカーを激突させたことでソウは力尽き、行動不能となる。

そしてヒーロー達は孤立したデーモンゴズの前に並び立ち、最後の力を振り絞って決死の攻撃を仕掛ける。その様子を見ていたイブキは、突然何かを閃いて駆け出し、互いに満身創痍となって立ち尽くす彼らの間に立つと真っ直ぐな眼差しでゴズを見つめ始めた。するとゴズは急に頭を抱えて唸り始める。イブキがエンパシー能力でゴズの負の感情を引き出したことで、彼は自身の中に眠る忌まわしい記憶に頭を支配され、苦しそうに悶えるのだった。そしてしばらくすると、デーモンゴズは憑き物がとれたかのように膝を下ろし、静かに力尽きる。

恐怖に打ち勝ち、前に進もうとする力こそが本当の強さであると、ヒーロー達はその身を持って証明した。