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「私は反対だなあ。君、何から何まで中途半端になっちゃう。学業、投げすぎだよ。ちょっとした試練になるけど、最後までやってみる気はない?私はそれを勧めるよ。まぁ……相手が何て言うかだけどね……。」
「仕事辞める気がある訳じゃないですけど、一応、転職も考えてて……。」
代理が引き留めようとするが、ルカも引かない構えで話は平行線だった。
「勉強してる?」
「一発試験で取ったら、それでかえられませんかね?」
「……無理だね。資格手当は出るけど、給与には学歴も考慮される。頭が中卒の技術士補なんて誰も思わないけど、いちいち試されるのも面倒だろ?規定を変えることが急務になることは無いから、みんな及び腰になって話は進まないし、長い目で見たら大損する。今捨てたら何にもならないよ。今の君には届かない言葉かも知れないけどさ。」
「あんまり負担かけたくないんですよ。」
「……まず、相談してみたら?それからにしよう。」
ルカの独断での決定を避けるように、代理が話を切り上げた。
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