同級生の彼女

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22 その日の夜 家に帰ってから さやかにLINEを 入れてみた 「こんばんは。仕事から 帰って来て、大丈夫な時間に 連絡して。俺から電話する。」 『了解!今、帰ってる途中。 家に着いたら連絡するね。』 さやかから返信がきた 俺は夕飯と お風呂をすませ TVを見ていると ♪〜♪〜 LINEが入った …さやかだ 『やることやったから 電話大丈夫だよ。』 俺はTVを消し 早速、さやかに電話をかけた 『もしもし?』 「さやか、お疲れ。」 『うん、拓海もお疲れ。 何かな?』 「…今日、柳下から 電話があったんだけれど…」 『…うん。』 「飲みにいかないか?って 言われたんだけど、 俺だけかと思ったら、 あいつ、さやかも誘ってて 言うんだよ。」 『…そう。』 さやかの返事が いつもとは違う感じに 聞こえるのは気のせいなのか?! 「お前が、行きたくなければ断るけど、 柳下の彼女も連れて来るって 言うんだよ。」 こんなこと言ったら さやかの機嫌を損ねるんじゃないかと 思ったけれど 俺は話す 『…えっ?』 「さやかと付き合ってた頃の 彼女じゃないって あいつ言ってたよ?」 『何がしたいんだろう? …守は?』 「俺にも…それは分からないよ… あいつの考えてることは。 …で、どうする? 断るか?」 俺が聞くと… さやかから返って来たのは…?! ………
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