episode243 破壊夜

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「もうひとついくか?」 「んんっ……」 僕は後ろから尻尾のように 3本の細い紐をぶら下げている。 「何だ?もうお腹いっぱいか――それじゃ」 その先端には 小さなリモートコントローラーがついていて。 「いやぁぁぁっ……!」 ひとつずつ捻られる度 身体が痺れて半死にの魚のようにベッドでピクピクと跳ねた。 「いいザマだな。もっと強くしてやろうか?」 「やだっ……ヤダ……抜いて下さい……!」 「嘘つけ。いくらでも欲しいくせに」 目盛りがひとつずつ上げられる。 「ンン……やあんっ……!」 腹の中で玩具が振動しぶつかり合う卑猥な音。 見るに堪えない恰好で僕はシーツの端を掴んで 屈辱と同時に襲いくる快感になんとか耐えていた。 「お嬢さん良く見てな。すぐに涎垂らしてよがりまくるぜ」 だけど僕がこれからどんな風に崩壊するのかなんて。 この人にはもちろんお見通しだ。
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