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「次はあんたの番だからな」
本当にそうなるなんて思ってもいないくせに
征司は意地悪くことりを脅しにかかる。
「俺は女にはもっと手荒な真似をする――どうだ?あいつみたいになりたいか?」
目を背けることりの顎に手をかけ
無理矢理僕の痴態を見せつけながら笑う。
「違うっ……その人の言うことはみんな嘘だっ……!」
僕はなんとか正気を保とうと
首を横に振り続けた。
「何が嘘だ?堕落しきった面を見せろ」
「んっ……」
調教師のように今度は僕の傍に来て
征司は僕の顔を上げさせた。
「俺との交わりはこんなものじゃないと知らせてやらないつもりか?」
「いやぁぁっ……!」
そしてひとつまたひとつと
ローターの目盛りを上げてゆく。
「いくら金目当ての商売女相手でも、そいつはフェアじゃないだろ?」
「んんああっ……!」
いやらしい機械音が唸り
僕の身体は四つん這いの体勢さえ保てなくなる。
「俺の相手は――おまえみたいな変態のマゾにしか無理だとちゃんと言ってやったのか?ん?」
「んぁぁぁぁっ……!」
貶されながら柔らかく双丘を撫でられると
異常な快感に目がくらんだ。
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