2.小説家さんと赤い髪の男

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 その前に揃えられる食材は買っておこうと考えながら机に視線を戻そうとして視界に入ったのは本棚の上に並べられたブルーのCD。  何だ、好きなものちゃんとあったのに何で訊かれたときに答えられなかったんだろう。  大河さんに自分の好きなものをちゃんと答えられなかったことを悔やみながら再びスマホを手に取り、CDを写真に撮った。 二話につづく https://estar.jp/_novel_view?w=25266062
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