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プレイヤーを補助するシステムであるピクシーや、ゲームを開始してすぐに出会ったプレイヤーであるすずの助けを借りながらも、ようやく一つの大会で優勝したカナンの前にRINは唐突に現れ、勝負を挑んできた。その勝負をピクシーの助言によって勝利したカナンはRINとすずが同一人物であったことを知り、その後前作でのことを謝ったカナンはRINと仲直りをする。全てが丸く収まったと思っていたところ、カナンのピクシーが異常であることが判明し、RINが運営からその原因である『モルフェ』を止めるのを手伝ってほしいと依頼される。一方カナンはその異常なピクシーであるエウゼーンに『モルフェ』の元へ案内され、このゲームのラスボスになってほしいとお願いされていた。
カナンは『モルフェ』側にラスボスとして立ち、『モルフェ』を止めようとするRINと戦うことになる。だが、その戦いの最中エウゼーンの正体がわからないことに疑問を覚え、戦いを中断し、エウゼーンを問い詰める二人。そんな二人を前にエウゼーンは正体を現し、すべてはエウゼーンが『モルフェ』を乗っ取るための計画だったことを知る。そしてすずのキャラクターを乗っ取り、強引に計画を成功させようとするエウゼーンを二人は共闘して止め、『モルフェ』の乗っ取りを阻止する。そうして、ようやくすべてが丸く収まった世界で、二人はゲームを楽しむのだった。
プロット
現実味のない青い空、気持ちの良すぎる風。「夢だから当然」と主人公カナンは呟き、可変ロボであるサイフォスが走行形態で草原をひた走る。それは格納庫での性能試験の様子だった。間もなくプレイヤー補助プログラムであるピクシーから最高速度などの結果を表示され、かりそめの草原は音もなく崩れ落ちる。
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