Project ANIMA応募用あらすじ1

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ひょんなことから魔法少女になった男子中学生が、自分の目標を得る話春原市在住のごく普通の男子中学生・小野瀬飛鳥は、ある日親の会員証を使ってAVをレンタルしようとしたところを店長の保谷に見咎められると同時に捕まり、哀れにもバックヤードで説教されていた。初犯ということもあり、今回はペナルティは無しでと解放される手前で、アルバイトとしてやって来た、飛鳥の想い人で幼馴染の莉里と鉢合わせしそうになる。 飛鳥は、親にバレたとしても莉里にだけはこの醜態は見られたくない!と慌てふためいていると保谷によって飛鳥は異空間に飛ばされる。困惑する飛鳥の前で保谷は変身、自分の正体は異世界から来た妖精ポヨヨだと名乗り、ポヨヨたちが住んでいた異世界から逃亡してきた魔王が春原に潜んでおり、魔法で作り上げた魔獣を操り、今も尚復活を企てていることを話す。飛鳥は莉里にAVレンタル未遂がバレない交換条件として、魔法少女となり、仕事や趣味の競艇とアイドルの追っかけで忙しいポヨヨの代わりに魔獣を退治し、街の平和を守るよう頼まれる。 ……何故「少女」の姿なのかと言うと、ご近所の人や友人知人と遭遇しても飛鳥だとバレないようにというポヨヨなりの配慮である。 初めての戦いに勝利したアスカはポヨヨに「正義の味方、向いているんじゃないか」とからかい半分に褒められるが、「俺はそんな大袈裟なもの向いていない」とすげなく返す。 魔法少女としての活動にも慣れてきた頃、ポヨヨが魔獣の気配を察知してもアスカが駆けつけた時にはいなくなっているという事態が連発する。これはどう言うことかと問い詰める飛鳥に対し、ポヨヨは可能性の一つとして、アスカのように妖精の力を借りて戦う存在が現れたのではないか、と語る。ではもう自分はお役御免でいいんじゃ……とぬか喜びする飛鳥だったが、邪悪な存在が魔獣の力を吸収・利用して魔王に成り代わろうとしている可能性もあるだろうと指摘され、反論できず、原因が分かるまでは魔法少女を続けることになる。
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