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ゲームを通じて得たもの
・登場人物
液晶ぽいの:主人公。高額の液晶モニターを彷彿とされる名前のためこう呼ばれる。
劇中では若い液晶となどと記載。
__1990年代後半
都心部の駅から少し離れた、パチ屋の二階にあるゲーセン__
90年代前半、稼動と同時に社会現象になり現在まで脈々と続いてきた対戦格闘ゲーム。
このゲームジャンルに魅了された液晶ぽいのは、地元のゲームセンターで毎日のように対戦していた。
「はどーけん」「はどーけん」「しょーりゅーけん」
「RYU WIN」
若い液晶「('A`) ・・・」
格闘ゲームを転々とし、地方の凡プレイヤーながらもそれなりの勝率をあげる若い液晶ぽいの。
まだネットなどの情報網も無い時代、格闘ゲームを始めてから7年目のことです。
「ビシッ」「バシッ」
「ババババッ」
「KO」「YOU WIN」
若い液晶「これは楽しい」
その後数年間、生活の一部となるまで付き合う事になる、ある格闘ゲームと出会います。
若い液晶っぽいのは、そのゲームにのめり込んでいきました。ネットが普及していなかった当時、ゲーム雑誌などの限られた情報源で、感覚を頼りに日々経験を重ねます。
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