第1話『シガレッツ・アンド・リボルバー』

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  全く笑顔を崩さないまま。 オーム「再・教・育」   アリナ、オームの笑みの不気味さに竦む。 オーム「ヌぅッ!」 アリナ「ひっ」   クレセント全員の視線がアリナのいる方へ集まる。オームがつかつか歩み寄ってくる。 オーム「そこ! タバコを吸っているあなたですよ、あなたァ!」 アル太「お、俺?」   喋った拍子に口からタバコが落ちる。   アル太、アリナの周りの人々が散り始める。同時に近くのクレセント三体がシュバッと動いて、アル太とアリナを取り囲む。   戸惑う二人の前にオームが現れる。 オーム「こんにちは。オーム・デカイトと申します」 アル太「こ、こんちわ。赤星アル太です」   オーム、笑顔でアリナに返事を求める。 アリナ「(目を合わせず)……にちは」 オーム「ン。ひとまずよしとしましょうか。親子揃って挨拶ができるなんて、エライエライ」   オームが拍手を始めると、クレセントたちも続く。 アル太「はは……ども」   緊張で冷や汗をかくアル太に、オームがずいっと笑顔を寄せる。 オーム「おタバコ。吸ってましたよねェ」 アル太「え、は、はい。まぁ」 オーム「いつ頃から?」 アル太「いつ頃って……あー、ガキの頃から、ですかね」   オーム、ちらりと車列を見て、     
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