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私は帰る支度をして
エレベーターに乗り込んだ
扉が閉まると思ったら
開いた
乗って来たのは
真栄田課長だった
「お疲れ様です…」
私が言うと
「お疲れ。」
黙ったまま
下に降りていく
「今日…誰かと約束あるのか？」
私の方は向かず
話しかけて来る
真栄田課長
「…はい。左文字さんと
…多分、他にも誰かいると思いますけど
今日のお詫びで食事します。」
「ふ～ん…そうか？」
真栄田課長は
それ以上何も聞いてこなかった
チン…
一階に着くと
先に
真栄田課長は
降りて行った…
駐車場に行くと
左文字さんが待っていた
「あれ？
他に誰も居ないんですか？」
私が声を掛けると
「えっ？
朝比奈さんしか
誘ってないけど…」
えっ？
2人だけ？
どういうつもりなんだろう？
左文字さんは…
………
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