恋愛に…

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17 左文字さんが 何を考えているか わからないけれど 折角、 ご馳走してくれるって 言うから 2人で行くことにした 行き先は お洒落な居酒屋… 個室になっていて 特別感が溢れてる ガヤガヤしてなくて 静かにお酒を飲めるって 大人な感じがする お店のスタッフに中に通された 「好きなもの頼んでいいよ。」 左文字さんに 言われて 早速、メニューを開いて 美味しそうなのを探す いくつか おつまみを頼んで まずは ビールで乾杯した 「お疲れ!!」 ゴクゴクっ… 「はぁ… 仕事の後ビールって、 イイですね~」 「ククっ…朝比奈さん 面白いな。」 あ… 既に女であることを 捨ててる? ストレートな気持ちを 言っただけなんだけどな… かぁ… 「本当に 美味しいと思って… そしたら、言葉になって 思わず言ってしまいました…」 「素直な気持ちで 良いんじゃない? ストレートの方が わかりやすいし 俺は良いと思うよ?」 今…気がついた もしかして 今までこんな感じが 恋愛をダメに していたんじゃないかって… ………
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