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色はそんなにグロくはないけれど、形が…。
先端は皮が剥けていて、カリ首が張っている。
すでに先走りの透明な液体が出ていて、それが膨らんだ熱にいくつもの筋を描きながら、下の黒い繁みに流れている。
「…いつ見ても、何度見ても、生々しい」
思わず視線を逸らす。
「柚季だって二年後ぐらいにはこうなるって」
ケロッとしながら、美園は片手で自分自身を擦りあげる。
「ホラ、こっちに来な」
顔を背けて動かないオレに、我慢できなくなった美園が手を伸ばす。
二の腕を掴まれ、無理やり股間の前に移動させられる。
「もう何度も口にしているんだから、大丈夫だよな?」
そう言いながら先端をオレの口元に運ぶ。
オレは顔をしかめながら、唇をうっすら開ける。
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