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絡まる唾液も息も甘くて熱い。
美園はキスをしながらも腰を小刻みに動かした。
「んんっむぅ」
充分に解れたことを確認すると、今度はカリ首まで一気に引き抜いた。
「ひいっ!」
ズルっと抜かれた感触に、背筋に鳥肌が立つ。
けれどすぐにまた最奥まで貫かれ、息が口から出た。
「がはっ…」
「柚季、柚季っ!」
オレの首筋に顔を埋めながら、美園は動き出す。
ズッズッズッ
「ああっ…ああんっ、うああっ!」
リズムをつけながら揺さぶられると、たまらなかった。
無意識にペニスを喰い絞めると、美園は喉の奥で笑った。
「くくっ。そんなに離したくないのか?」
情欲に満ちた表情で問う美園の方が、オレを離したくないクセに。
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