ユウキが…?!

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140 それを言ったら… ユウキと私は多分終わる… 嫌だ…ユウキと別れるのは 首を左右に振った すると ユウキが 「モモ?大丈夫? …何か悩んでるのか?」 私の目をジッと見て 聞いてくる ダメ…ユウキに言ったら 「大丈夫!! ホッとしたら疲れただけ… コンビニに言ってくるね? 何か欲しいのある? ユウキは病院の夕食あるけど 私は無いから買って来るよ。」 「俺は大丈夫… 気をつけろよ?」 「うん…」 私は返事をして 病室を出た… 扉の前で しゃがみこみ 涙を堪えた… ユウキ…ごめんね 言いたいことも言えない だって…それは 言ってはいけないことだから… 私はゆっくりと 立ち上がり 病室を出た コンビニは病院の近くにあった 夕飯と朝食、 そしてペットボトルなどを 買ってから 病院へ戻った… 「ただいま。」 声をかけながら 病室に戻ると ベッドにユウキがいない… えっ?何処? 荷物を置いて 病院を飛び出ると ユウキがこっちに向かってきた… ホッとして 涙が溢れてしまう… ………
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