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同じことを
思ってると感じたら
急にお腹が鳴った
ぐ~~っ!!
恥ずかしいし…
「モモも腹減ったのか?」
私は俯いて
「はい…空いた。」
「じゃあ…何処か寄るか?
…ラーメン屋でもいいか?」
たまたま見えたラーメン屋の看板
「お願いします…」
と言うと
そのまま車は駐車場へ
入った
ユウキは
車から降りると
助手席側に来た
手を差し出す
私がえっ?って顔をすると
「足…痛いだろ?」
そう言われて
頷いた…
側から見たら
私たちカレカノに
見られる?
とんでもない妄想…
お店の中に入ると
店員に
「いらっしゃい!!
空いてるお席にどうぞ。」
と言われた
食券機でチケットを買うユウキ
私がお財布を出そうとしたら
「俺が出すからいいよ?」と言われた
「えっ?でも…靴の修理代も
出して貰ったし…」
「イイよ、気にするな…」
そう言われて
そのお店の人気No.1の
とんこつ味玉醤油ラーメンのボタンを押す
買い終わってから
カウンターに2人で並び
食券を出して
味や油の量、麺の硬さの好みを店員に伝えた
お水はセリフ
私がコップを取り注いで
ユウキに渡した…
今日…初めて会った人と
食事するって
不思議な感じだ…
………
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