第一章  与える人

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大人になって、自分と向き合えるように成長する茉莉のことを。 茉莉は記憶の中の祖父と、ようやく向かい合って会話をしている。 「おじいちゃん、今までありがとう。いつの間にか背負う荷物が重くなって、歩くの大  変なんだけど、行けるところまで精一杯行くから、見守っていて」 きっと、祖父は頷いている。 ボチボチ頑張るよ。
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