0人が本棚に入れています
本棚に追加
/28ページ
春樹と出会い、たくさんこの桜との想い出も増えた。
春になると一緒に満開の桜を見に来た。
夏は木陰で涼みながらピクニックデートしたね。
秋になるとカラフルな落ち葉が地面にはあって落ち葉の絨毯とか言ってたっけ？
冬は桜も葉も何も無くて淋しく感じて、春樹は分かってるかのように何も言わずに私の手を握りしめ自分のアウターのポッケに入れてくれたりした。
その度に心が温かくなって幸せだった……本当に幸せだった。
きっと……
最初のコメントを投稿しよう！