in summer

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想いが通じたのか静かな部屋に鳴り響く着信音。 「…もしもし?」 『ごめん、寝てた?』 「うんん、大丈夫だよ。どうかした?」 『今、俺仕事終わったとこなんだけど、なんか夏希の声が急に聴きたくなって電話してみた』 チラッと時計を見ると日付なんてとっくに超えていた。
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