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こんこんと扉が軽くノックされる
俺は返事をし人形の手入れを中断すると
扉を開けた。
そこには御咲 友と言う少年と何故か泣いている
白河 柚木と言う女の子の格好をした男の子が
居た
「……あのね吹雪さん…柚木ちゃんの
お人形さんがないの……お人形って動く?」
俺は一旦目をつむり考えこう言った
「俺の人形みたいに糸で操れば人形は動く
でもここで人形を動かせるのは俺だけ……
でも俺は操ってないよ柚木ちゃんの部屋に
糸とかあった?」
「んー…わからない…確かめて来る」
そう言い友は柚木の手を引いて行こうとしたので
それを呼び止め俺は二人について行った
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