1章 人形使いの少年と消えた人形 前編

2/7
前へ
/12ページ
次へ
こんこんと扉が軽くノックされる 俺は返事をし人形の手入れを中断すると 扉を開けた。 そこには御咲 (みさきとも)と言う少年と何故か泣いている 白河 柚木(しらかわゆき)と言う女の子の格好をした男の子が 居た 「……あのね吹雪さん…柚木ちゃんの お人形さんがないの……お人形って動く?」 俺は一旦目をつむり考えこう言った 「俺の人形みたいに糸で操れば人形は動く でもここで人形を動かせるのは俺だけ…… でも俺は操ってないよ柚木ちゃんの部屋に 糸とかあった?」 「んー…わからない…確かめて来る」 そう言い友は柚木の手を引いて行こうとしたので それを呼び止め俺は二人について行った
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加