1章 人形使いの少年と消えた人形 前編

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ルベルパッセル寮にある柚木の部屋で俺と友達は 糸が落ちてないかを探した ちなみにここの寮はそれぞれ四季を イメージしたテーマがありルベルパッセル寮は 寮内は壁に大きな入道雲が書かれていたり 浮き輪やサーフボードが飾られていたりと夏を 想像させる内装で夏が好きな俺は気にいっている。 俺の部屋もルベルパッセル寮だ。 「あった…糸…」 そう言い友は白っぽい細い糸を見せてきた しかしそれは人形を操る糸ではなく服のほつれか 何かの糸だと告げるとがっかりしたようだった。 結局人形を操る糸は見つからず時間がすぎ 昼飯時になったので捜索を中断し食堂へと向かった 食堂にはこの場所にいや、不思議な世界に住む 住人が集まって居た。 「あらぁ今日も二人とも可愛いわねぇ!!」 そう言う声が響いたかと思うと 俺の脇を通りすぎファナ・ジョルケーナ ファナさんが友たちを抱きしめていた。
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