2章 人形使いの少年と消えた人形 後編

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2章 人形使いの少年と消えた人形 後編

とりあえず皆 クロノスの作った飯を食べ 再び柚木の人形探しに戻った訳だがなかなか 見つからない 。 そうこうしているうちにクロノスは 「バグを間引いて来る」 と言って森へと向かった やがて皆これだけ探しても 見つからないのはおかしいと思い始めていた。 そんな中俺は一つの結論に近づきつつあった (ハロウィンか…確かヨーロッパ発祥のお祭りで 秋の収穫をお祝いし、先祖の霊をお迎えすると ともに悪霊を追い払うお祭だったよな… 日本で言うお盆か…仮装するようになったのは 先祖の霊と共にあの世から化け物が来て災厄を 振り撒くようになったからそれを仲間と思わせるため……) そこまで考えようやく一つの過程が出た 「バグが悪霊扱いだとすると霊はとりつく… すなわち憑依が出来る個体がいても おかしくない…」
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