序章

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彼女が欲しい。 でも、良い人と出会う機会がない でも、良い人が周りにいない。 でも、良い人に恋人がいる。 でも、良い人は自分には高嶺の花で届かない。 でも、良い人は自分のことなんて気にもしてない。 だから俺には彼女ができない。 仕方がないのだ。 だって、本当に良い人に出会えないし、仮に出会えたとしてもその人には既に恋人がいる。 もし恋人がいなかったとしても俺のことなんて、 たかが知人Bとして把握すらしてもらえてない。 街を歩いていて、すれ違うカップルを見るたびに思う。彼氏よ、どうやってお隣にいる可愛い彼女と付き合ったのかと。 腕を絡め、頬を赤らめ、はにかんだ笑顔で見つめてくる素敵な彼女を、君はどんな手段で、どんなステップを踏んで付き合ったのかと。 顔?金?スペック?共通の趣味?ち◯こ? 一体、何があったんだろうか。 謎は深まるばかりである、、 俺は一体、どうしていつまでも1人で、、1人で、、
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