テタの思い

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《テタ》 俺はくぅが好きだ…けどこれは、叶わない恋だ… だってクゥにはジナが居るから、 正直自分の気持ちに気づかなかった でも、クゥとジナが付き合ったのを知って、初めて気づいたんだ… けど、隠そうとも思わない だから俺は、いつもふざけて、発言をする 「ねぇ!ねぇ!ジナなんかより!僕のが抱き心地いいと思うよ!ねぇ!乗り換えない?」 周りははぁまたか、、、そんな反応だ もちろんクゥもジナも まぁジナは、俺が半分本気で半分冗談なのをわかってるからだろう、今はもう何も言わなくなった… 『はぁ、またですか?、僕は、ヒョンを抱きませんよ、ジナヒョンが居ますから…』 「ちぇーつまんないのー」 そんな会話が僕らの毎日だ、、 でもね、そろそろ、時間切れになっちゃうんだクゥ… いつものようにクゥの上に飛び乗って目を見て いつになく、真面目なトーンで、俺は呟いた 「クゥガ、俺を抱いて」 いつも以上に真剣だったのがつたわったのか、俺を膝から下ろして 『言いましたよね、僕はジナヒョンにしか興味ありません、もうそう言うのやめてください』 そう言われた、今までにないほどの強い拒絶だ… あぁ、1度でいいからだかれたかったな… 「そっか、、わかった、ごめんね、もう困らせない あとね、クゥガはっきり言ったことないけど、、、俺クゥガのこと本気で愛してるよ、この先もずっと、この言葉覚えててね」 そう言って立ちあがった 『え、、ヒョン?どうしたんですか?、、なんか今日変、、です、、 それに、僕は絶対にジナヒョンから気持ちは動きません 早く次の恋に行ってくださいよ…』 そう言われた… けど、 「ふふ、次の恋ねぇ…もうそんな時間ないんだよ、クゥ…《ボソッ》」 そう、俺には時間が無いんだよクゥ… そう言ってぽかんとしてるクゥをおいて俺は部屋に戻った
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