2人が本棚に入れています
本棚に追加
私は、一口、二口食べあまりにも美味しさで笑顔になっている事ぐらい解る。やっぱりこいつの料理は、憎いほど美味しい。
「そうだ。スープがあったんだ。温めるから飲んで」
「良いの?」
「良いよ。私、お母さんのスープが好きだから、お母さんは、いつも多めに作って、残してくれてるの」
そう言って、私は、スープを温めた。確か今日は、かぼちゃのスープだったな。グツグツと温もったころに火を止め、スープ用のマブカップの中にスープを入れた。
「熱いから火傷しないように」
「ありがとう」
そう言って、微笑みスープを飲んだ。するとおーじは、驚いた顔で私を見る。
「美味しいっ!」
「そう?ありがとう」
私が作ったわけでもないけど、褒められると少しだけ嬉しい。
最初のコメントを投稿しよう!