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やっぱり、おーじの料理は、美味しい。明日と明後日は、テストだからお昼の弁当が食べれないのが、少し残念だけど
「ただいま」
ん?この声は、お母さんの声?んんん?確か今日は、遅くなるって言ってたけど、あれ?あれれ?
いや、待て待てそんな事考えている暇はない。おーじをどうする?勉強会するって言ってないし、えっとえっと
「あら」
「お、お帰りなさい、お母さん」
「あら。あらあらあら」
お母さんは、おーじの所へ向かいニコニコと私を見た。そして、そのまま椅子に座りサンドイッチを食べて、また私を見た。
「この小動物みたいな子は、誰?!そして、このサンドイッチは、何?!凄く美味しいだけど!」
テンション高すぎる。そして、目がヤバイし怖い。おーじは、おどおどした顔で、私を見る。それは、解る。
「えーっと、桜士勇輝くんです。お母さんです」
「初めまして」
「勇輝くん!勇輝くん!!優姫と同じ名前ね!素敵」
おーじは、困った顔で再び私を見る。うん。気持ち解る。
「お母さん。ウザいから少し落ち着いて」
お母さんは、深呼吸をして、気持ちを落ち着いた頃にまたサンドイッチを食べて、お母さんも私を見る。
「優姫!この子と絶対に結婚しなさい!貴女、絶望的に料理が出来ないだからね。離したらだめよ」
「ウザい」
「お母さん!絶対に僕が娘さんを幸せにしますっ」
「ウザい」
そう言って、私は、リビングから出て行った。
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