Prologue 夢想の星模様

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 これが、わたしが星に興味を持ち始めたきっかけのお話。  どこか現実的じゃないと言うか、気がついたら翌日にはわたしはお父さんとお母さんの間に挟まれて目を覚ました。  おねーさんの存在も、もしかしたら夢だったんじゃないかというくらい、今では曖昧な記憶。  でも、わたしの中では確かに、おねーさんとの約束が残っていた。  わたしは、もうすぐ高校生になる。  今でも、空を見上げて星を探す。  誰かと一緒に、夜空に輝く光をみるために。
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