第一章 つまらない毎日

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第一章 つまらない毎日

「起きなさーい!」毎日、この言葉から始まる。 「もっと寝る~」そして、また同じセリフの繰り返し、 「行ってきまーす!」「いってらっしゃい」を毎日ほぼ同じ時間に言う。 学校に着くと、早速隣の2-2組に駆け込み「おはよ!あやっち!」と言う。すると、「来るの遅いよ亜香里(アカリ)」あやっちが文句を言う。 そして、小テストに悩まされ、宿題を忘れ、授業中に寝て、家に帰って、塾に行って、夜スマホをこっそりいじって、その日が終わる。 まっ!普通の毎日。でも、私はもっと凄いことが起こってほしいと思ってる。 例えば、好きな男子からの告白とか 急に道端でスカウトっとか 私が描いた漫画が大人気になるっとか まあそんな事人生でないと思うけどね。 あー、二次元に生まれたかった。 言っておくけど、テストが0点な訳じゃない。そこそこいい方だから! はー、不思議なこと起こればいいのにさ。 霊感とかもってたら、人生面白かったのかな。
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