第四章 神々の守護

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 至高の三神の内、眠れる神を除いた神々はこれをよしとされた。  ここに地上の“人”と“動物”は、死の女神の守護の下、限りある生を享けるものとなった。  この際、大地より受けた体は大地に帰ることとなり、再び軽くなった体は世界樹の幹を見出し、再び元の枝に戻るものとなった。ここに地上の“人”と“動物”の生と死が定められた。  パンデオスはなおも続いた。  残りの十八の神々も順に意を述べた。  白き力を持つ九の神々は、おのおの秘めたる力を顕わして、“人”と“動物”を導くことを申し出た。  至高の神々の内、眠れる神を除いた神々はこれをよしとされた。  ここに九の神々は、昼夜を照らす太陽と月、穏やかな優しい海、安らぎに満ちた森、命を育む助けとなる雨と湖水、総てが出で総てが戻る温かく豊かな大地、心地よく清らかな風、そしていと暖かく造り出す力に満ちた火をもって、“人”と“動物”を導くものとなった。  これに対し、黒き力を持つ九の神々は、おのおの秘めたる力を顕わして、“人”と“動物”の増長を戒めることを申し出た。  至高の神々の内、眠れる神を除いた神々はこれをよしとされた。     
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