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姉絶対必須1
私は姉が大好きだ
これからの話は、私が姉を好きになっていく物語である。
幼い時に家の近くに公園があった。
私は木の実が欲しくて頑張って取ろうとしていた。
身長が低く取ることが出来なかった。
その時姉が木の実を取ってくれた
笑顔で私に「どーぞ」と言ってくれた
その時姉は泣いていた
なぜ泣いているのだろうと私は思った
よく見てみると、木に蛍光の黄色い毛虫がいた。
私はもう一度姉を見た
そしたら姉は笑っていた
手をおさえているから痛いのだろうに姉は笑顔を保っている。私にばれないように気を使っているのだろう。
その後すぐ家に帰った。姉は母のところにいって泣いていた。やっぱり痛かったのだろう。
妹の前では弱音をはかない姉だった。
そういう姉を私は尊敬している。その分心配もしていた。
現在私は高校生。姉は大学生。それぞれ勉学に励んでいる。そら恋愛にも憧れる。ある時私に好きな人ができた。その人は私よりも少し身長が高く、顔は少しふっくらしていて、笑うと八重歯とえくぼが見えるとても可愛い人だった。いつも忙しそうにしていた。名前はえなみんという。
学校で「おはよっ」と言うと、いつも無視された。なんでだろう。嫌われたのかな?と何度も考え悩んだ。嫌われたのならもう話さない方が良いし、近寄らない方がいいと思い、えなみんに理由を聞いた。そしたら「恥ずかしいだろ」と答えた。その時可愛いと思ったと同時に、今まで何に悩んでいたのだろうとも思った。人生ってこういう時間が積み重ねられて、いいものになるのだとふと思った。
ある時えなみんに遊ぼうと誘われた。迷わずオッケーと言った。
続
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