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その後、俺はその飴の存在をすっかり忘れていた。
冬になり喉が痛いと思った俺は喉飴を探した。
家族に聞いても無いと言われ、ふとクローゼットに
飴があったのを思い出した。
俺は、クローゼットを開けてみるとデカイ袋を取り出した。
そこに入っている筈の飴がなかった。
その代わり一枚の紙が入っていた。
そこには、あなたはこの飴のルールを守れた人でした。
おめでとうございます、それでは一つ飴をプレゼントします。
この飴は、あなたの求めていたものです。と書かれていたのだった。
その後、その飴は喉飴ですっかり喉の痛みがなくなった。
以後、喉の痛みとは無縁の生活を送ることになった。
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