1:クリスマスはまだですよ。

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その後、俺はその飴の存在をすっかり忘れていた。 冬になり喉が痛いと思った俺は喉飴を探した。 家族に聞いても無いと言われ、ふとクローゼットに 飴があったのを思い出した。 俺は、クローゼットを開けてみるとデカイ袋を取り出した。 そこに入っている筈の飴がなかった。 その代わり一枚の紙が入っていた。 そこには、あなたはこの飴のルールを守れた人でした。 おめでとうございます、それでは一つ飴をプレゼントします。 この飴は、あなたの求めていたものです。と書かれていたのだった。 その後、その飴は喉飴ですっかり喉の痛みがなくなった。 以後、喉の痛みとは無縁の生活を送ることになった。
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