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核心に触れないように、焦れったくなりそうな程ゆっくりと舌を襞に触れさせる。
膣からどんどん溢れてくる蜜を眺める。
感じた女性の甘い香りに、くらくらする。
舐めつくして、ぐちゃぐちゃに苛めてしまいたいのをぐっと堪える。
「あっ、んぅっ・・・莉那・・・」
ゆらりと揺れる腰。
切羽詰まったような声色。
漏れそうになる笑みを押し隠して顔を上げると、我慢できない、と言いたげな潤んだ瞳があった。
「どうしました?」
「・・・分かってるくせに」
「分かりません」
「・・・・うぅ・・」
分からないフリを決め込む私に、不満そうな声を漏らす宏実さん。
可愛い。
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