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お盆終わりに最後に俺に会ったのは俺のことを心配してのことだと思う。友達と食べに行ったってのは合ってる。でもそれは、高校になじめず中学の友達に逃げてるからだ。そんな俺を、ひぃおじいちゃんは心配してあんな質問をしたんだろう。もっとまじめに答えるべきだった。なんなら辛いと言うべきだったかもしれない。
今、俺は高校を卒業し中の上あたりの大学にいる。それなりに充実してるし、高校も最後は笑って卒業できた。
それがひぃおじいちゃんのおかげなら死んだときはお礼を言わないとだな。なんて思ってる。
ひぃおじいちゃん。天国で待ってて。「俺の人生は幸せだった。ありがとう」って必ず言うから。
じゃあ…またね。
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