0人が本棚に入れています
本棚に追加
「こんにちは!」
眼鏡姿の女性が僕に明るく元気な声で挨拶してくれた。
「こんにちは」
僕はすぐさま挨拶を返した。
なんだか恥ずかしくて、小さな声になってしまった。
眼鏡姿の女性は笑顔で僕の方に向かってきた。
「ふう、疲れちゃった。あなたの隣に座っていい?」
「いいですよ」
「じゃあ、座るね」
眼鏡姿の女性は僕の隣に座った。
顔を空の方に向けて、両足を伸ばして座っている。
まるでファッションモデルのような長い足。
黒のブーツに土がついている。
積極的な感じだから、僕に気があるんじゃないかと思ってしまう。
最初のコメントを投稿しよう!