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『オギャ~オギャ~………』
華蓮が泣き出し敬子は華蓮をあやしながら
『華蓮ちゃん、ごめんごめん。』
結城は華蓮のほっぺを人差し指で軽く触り
『華蓮、ごめんな。』
華蓮は笑って
『キャっキャっ………』
結城は
『敬子、ごめんな。』
敬子も
『純君、ごめんね。』
中瀬は
『あら~、華蓮ちゃんが二人のじゃれあいを止めちゃったよ。』
小百合は
『華蓮ちゃん本当に凄いね。一回目で止めちゃったね。』
越智は
『華蓮ちゃん強し………だね。』
結城は笑顔で
『敬子、今日は朝からじゃれあっちゃったね。』
敬子も笑顔で
『うん、今日は朝からじゃれあっちゃったね』
小百合は呆れた様子で
『今日も朝からじゃれあっちゃったね………って、はいはいって言うしかないよね。』
中瀬も呆れた様子で
『もう勝手にやってって感じだよ。』
越智も呆れた様子で
『呆れて笑いしか出てこないし………』
結城は
『まぁ、そう言うなよ。なっ敬子。』
敬子は
『そうだよ。そう言っちゃ駄目だよ。ねっ純君。』
中瀬は
『この二人、仲が良すぎだよ………』
小百合も
『もう、ご馳走様としか言えない………』
越智は
『野間口君とここまで仲良くなれる自信はないな~………』
敬子と結城は三人の言葉に顔を赤くし照れていた。
プルルル、プルルル、プルルル………
事務所の電話がなり敬子が電話をとり
『もしもし、便利屋純一郎です。はい、はい、ありがとうございます。はい承ります。はい、よろしくお願い致します。』
敬子は電話を切りメモした紙を結城に渡し
『また仕事が入ったよ。仕事内容はね………』
結城はメモした紙を確認し
『仕事内容は?………』
中瀬は結城の横からメモした紙を確認し
『仕事内容はなに?………』
敬子は
『仕事内容はね………』
『キャっキャっ………』
END………
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