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『うん、たまにはゆっくりしなよ。朝食の味噌汁はあさりの味噌汁だから、二度寝した後に朝食を食べなよ。』
『ごめん………それじゃ、今日はそうさせてもらうね。』
結城は笑顔で敬子に言うと、敬子は結城の言葉に甘える事にした。
結城は台所に行くと朝食の用意が出来てたのでイスに座った。
『美味しそうじゃん。中瀬さんは中学生の頃から料理は上手かったもんな。』
中瀬もイスに座り
『真田さんは大丈夫?』
結城は箸を持ち
『頂きます。今日はゆっくりしてもらう事にしたから、今日は事務仕事任せるよ。』
中瀬も箸を持ち
『頂きま~す。事務仕事りょ~か~い。』
結城は食べ終えると自分の食べた茶碗やお皿を洗おうとした時、中瀬は
『結城君、私が洗うから水を入れといて。』
『うん、わかった。ありがとう。』
中瀬は洗い物をしながら
『今日、野間口君と出かけるんでしょ?』
結城は新聞を片手に
『そうだね。野間口と隠しカメラを撤収と、また取り付けに行ってくる予定。』
中瀬は
『今日、真田さんの事は私に任せて。』
結城は笑顔で
『ありがとう。それじゃ敬子の事を頼んだよ。それと何かあれば携帯電話に連絡して。』
中瀬は
『りょうか~い。』
結城は敬子が寝ている部屋に入り、寝てる敬子に
『今日はゆっくりね。』
そう言うと結城は出かけて行った。
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