最北へ!

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「ガアアアアアアッ!」 ドラゴンは マグマ弾を吐き、天を覆う柵を破壊したではないか! 「こんな施設、ワイがその気になれば何時でも出られたんや! 今日ここで貴様を殺してワイは外に出る! 魔界の手土産にこの国を焼き尽くしたるわ!」 「そんな事はさせない、 この国には魔法少女が居るからね! ま、それ以前に君はここで私に屠殺されますが」 「何を馬鹿な…」 「血肉を食して魔法力を増幅出来るのは何も君達だけでは無いのさ、 我々魔導師達もまた、ドラゴンの肉を食べてレベルアップを測って来た。 私が昔所属していた研究機関もまさしく、ドラゴンの生態と食の研究室だったのだよ」 私は服を脱ぐ 「貴様…その紋章は…馬鹿な!」 「そう、これは龍を食した者にのみ浮き上がる紋章 そしてこれが魔法力に返還された龍本来のエネルギー! 龍肉波動(ドラゴニックオーラ)だああああああああ!!」 私は黄金の闘気を纏う。 尊き闘気を。 昔妻が食べさせてくれたエンシェントドラゴン肉を! 「ガアア!人間風情がああ!」 奴はマグマ弾を吐き、 更に尻尾で薙ぎ攻撃をしかける!
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