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1980年前後、少女向けで、
かつ男の同性愛の漫画や小説を載せた雑誌「JUNE」や「ALAN」は
「耽美派」とか「ジュネ派」などと呼ばれていた。
私は「ALAN」が廃刊になるまで毎月買っていた。
「BL」という言葉が広まって以降、その手のマンガや小説は、実はきちんと読んでない。なんとなく、絵柄やそれにまつわる雰囲気に食指が動かない。
どうしてかは、読んでないからキチンと説明できない。
歳のせいで、新しいものが受け入れられないだけかもしれない。
(この数年の作品で読むべきBLが有れば教えてください)
もちろん「腐女子」なんて言葉もなかった。
「やおい」と言う言葉が有ったが
「やおい」と「耽美派」は微妙に違っていて、
「やおい」は現代の「BL」に近い気がする。
私の中で「やおい」や「BL」は
かっこいい「男性」が大好きで、
かっこいい男性がいっぱい出てくるのが大好きな女の子のもの。
対して「耽美派」は
「死に至ってしまう高純度の恋愛」に憧れをもつ人のもの。
そういう理解だった。
感覚として「耽美派」の女の子は
百合的な要素が強かった。
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