絶対服従2

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「ブラック・ベルベット……記憶違いじゃなければ、だけど。ねえ、俺の彼氏のイメージ」 「そんな、大層な男?」 「まあね」  悪戯っぽく片眉を上げる摂に倣って、片眉で応え、カクテルを呑む。 「どう?」 「摂の味」  弾けるように笑った摂が今度は首に抱きついてくるので、思いきりその身体を抱き上げた。 「ベッドルームのドアは?」 「そこ!」
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