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そう、それはしゃぼん玉と言うのね。私の身体を覆いそうなほどに大きい、丸く、まるで泡のように優しく美しいもの。 どんどんどんどん登っていく。どこまでも。 ああ、叶うならもう一度、自由に空を飛び回りたい。 このしゃぼん玉のように。
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