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色々と脳内がパニックに陥ったが、 僕はとにかく首を横に大きく振った。 踊りなんて、小学校の頃のフォークダンスしかしたことが無い。 僕の慌てた様子を見て、男は笑いながら、饒舌に話を続けた。 「いやぁ。そんな奇抜な格好して、頭もツイストパーマかけてるし。いや、ダンスしてる子かと思ったよ。びっくりびっくり。 人は見かけによらないもんね。ごめんね偏見だったね。 でもうちのサークル本当、そういう見た目の子多くてさぁ。 因みに、君に声かけたチンチクリンが今年の部長しててねぇ。 因みに俺が副部長ね!あ、ここが俺らの練習場所!どうぞ。」 重そうな開き戸を、副部長を名乗る男がグイッと開け、 僕の背中を押した。
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