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「って、ああっ、何処に行くおつもりですか?
吉川さん、カムバ~ック!!」
「これを見ないフリして後ほど探りの電話を入
れるとか、私そういうまどろっこしいヤリ方は
性に合わないのよ。だってその間、悶々と悩む
なんて精神衛生上、宜しく無いもの。現場に乗
り込んだ方が早くスッキリすると思わない?」
『思います』という心強い同意を得て、颯爽と
私はカフェに入っていく。
夜間シフトに有りがちなテンション低めの店員
に、滑舌良く『窓際に知人が座っていたので合
流させてください』と伝えると、無事に清水さ
んたちの元へと辿り着いた。
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