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「えと、あの…実は私、は、初めてで…」
「は?そんなの当たり前だろうが!!
俺以外の男としたら殺すぞ、本気でッ」
ああもう、苦しい、どうすればいいんだ?!
淑子、お願いだから早く俺のモノになって…。
ダダ漏れになっているに違いない恋心を隠そう
として両手で顔を隠しながら俺は呟く。
「見るなよッ。くっそ、ほんと淑子はいつも…。
お、俺はな、お前のことが…」
「私のことが?」
そして俺は声にせず心の中で『好き』と叫んだ。
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