touch 552

35/35
1842人が本棚に入れています
本棚に追加
/1934ページ
もすぐ気付いてくれる。話し掛けるとどんな時 だろうとニコニコ笑顔だし、いちいち仕草とか も可愛いんだよなあ。…そのくせ、純粋だろ? とにかく皆んな、朝日を大事にしてるワケだよ。 誰にも汚させないし、守りたいと思ってるんだ」 どうやら私は、 勝手に理想像を作り上げられているらしい。 何と返事すれば良いのか悩み、取り敢えず頷く と大介さんは驚きの真実を告げるのだ。 「…だから、あんな男に騙されちゃダメだ。 あのさ、出会いパーティーで朝日とカップルに なったあの工務店の跡取り息子、最低だから!」
/1934ページ

最初のコメントを投稿しよう!