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「えっ?!」
すぐ内藤さんのことだと理解する私に向かって、
大介さんは忌々し気にその人のことを批判する。
「あのさ、ウチの社長がアイツを気に入って、
大事な一人娘と結婚させようとしたんだよ」
…ああ、その話なら知ってます。
だって私、彼女役を頼まれましたからね。
「ウチの社長、本当にいい人なんだぞ!!
早くに奥さんを亡くして、苦労しながら育てた
娘を泣く泣くお前にやろうと言ってるのにさ、
アイツ『他に付き合ってる彼女がいます』って、
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