touch 554

2/28
1842人が本棚に入れています
本棚に追加
/1934ページ
うううう BGMが一瞬だけ途切れ、謎の音が響いた。 その発信源を探そうとしてキョロキョロと周囲 を見回したところ、どうやらそれは内藤さんの 喉元あたりから出ているようだ。 もしかして唸ってる?なんで?? キョトンとして立ち尽くす私に向かって、 彼は真っ赤になりながら私にこう言った。 「くっそ、ああ、もうッ。 青春真っ盛りな男子中学生じゃあるまいし…、 こんな告白を今更するような年齢じゃないのに。
/1934ページ

最初のコメントを投稿しよう!