天地の境目
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天地の境目
閃光が頭上から降り注ぎ、轟音がそれに続いた。光も音も人間に耐えられる限度の何万倍もの規模だった。 続いて地も砕け散り、天と地の区別がつかなくなる、その刹那、すでに存在しなくなっていた僕は空を見上げた。それが空があった最後の時だった。
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