41人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
異世界転生編
第一章 異世界へのチケット
ガチャリガチャリ......
(何だこの音?何も見えない。まずここはどこなんだ?確か部屋にいたはずだが......。)
しばらくすると周りが見えるようになった。
「これはガチャガチャか?どうしてこんな所に?」
そんなことを考えていると突然頭に声が聞こえてきた。
(天童浩人よ、そのガチャガチャを回しなさい。さすればそなたの運命が決まるでしょう。)
「は?何意味分からないこといってんだ!早く俺の部屋に返せよ!」
(なりません。そなたがこのガチャガチャを回すまでは返すわけにはいきません。)
「ちっ!わかったよ。回せばいいんだろ!回してやるよ!」
謎の声にいわれた通り俺はガチャガチャを回した。
ガチャリガチャリ.....コロ。
俺は出てきてきたものの中身をみた。
「何だこれ?チケットか?何々....異世界転生許可チケット。おい、これは何だ?」
(...........。)
「おい!黙ってないで説明しろよ!」
(..........。)
「おい!おいってば!」
俺の訴えも虚しく返事は返ってこなかった。
そのとき突然足場がなくなり、バン!という音が聞こえた。
最初のコメントを投稿しよう!