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(後でノクスのところに行かなければ)
そう思いつつも、エレナ姫との初めての夜はとても刺激的でベッドから出るなど出来なかった。エレナの幼い胸に手を添わせる。エレナからほぉっというため息が漏れた。
「エレナ?」
「恥ずかしい……顔を見ないでください」
「あなたは美しい。妻に出来て僕は嬉しいんだ」
拙いながらもエレナの体をそっと撫で、その滑らかな肌を手のひらで味わった。
ゆっくりと動くその手にエレナが身をよじる。おずおずとルクスはその胸を口に含んだ。
「あ…」
小さな声でエレナの吐息が漏れた。それが可愛くて仕方がない。もっと聞きたくて何度も胸を軽く食んだ。
「肌が甘い……」
「ルクスさま……」
エレナの手がルクスの肩に載った。そっとルクスはエレナの秘所へと手を下ろしていく。エレナはそれだけで震えた。教えられていた通りに、そこに指を埋めていく。自然にエレナの足が少し広がった。
優しく中を撫でていると蜜が溢れてきた。ルクスの中心が徐々に尖りはじめ、興奮に息が荒くなっていく。後は性的な欲求に身を委ね、婚姻の儀式は深まって行った。
静かな部屋の中に、密やかな喘ぎ声と結合の音が広がって行く。夜はそうして更けていった。
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